御殿場市立東保育園で開かれた新春のお茶会をリポート!

今回のリポーター

今回のトコチャンリポーターは御殿場市の鈴木やよいさん。御殿場市立東保育園で開かれた新春の恒例行事、お茶会についてリポートしてくれました。
お茶会は、鈴木さんが所属する煎茶道の流派の一つ「皇風煎茶禮式」で行われました。「茶道」というと、茶筅をつかって茶を点てるイメージがありますが、今回行うのは「煎茶道」というもので一般的な抹茶を用いる茶道とは違い、急須に煎茶や玉露などの茶葉に湯を注いで頂くという形式のものです。
御殿場市立東保育園のモットーは「健康で心豊かな子どもの育成」。3歳の年少から5歳の年長さんまで110人の園児が元気に、楽しく日々生活しています。
園では、子ども達に日本の伝統文化に触れながら礼儀作法を身につけてもらおうと、3年前から地域の方に協力いただいて新春のお茶会を開いています。
講師の先生を囲むように正座しながら、少し緊張した面持ちで先生のお手本を見つめる子ども達のまなざしは真剣そのものです。
鈴木さんは、東保育園の保育士として日々子ども達の成長を見つめ、子どもたちからは「やよい先生」の愛称で親しまれています。
鈴木さんも子ども達にお点前を披露しました。
人をもてなし、共に楽しい時間を共有する「お茶」というコミュニケーションツール。日本人が大切にしてきた文化を改めて実感すると共に次の世代の子ども達にも引き継いでいってもらいたいと感じたお茶会でした。

ご協力いただいた皇風煎茶禮式のかたがた
煎茶道の道具
真剣なまなざしでお手本を見つめる子ども達
年長さんが「お運びさん」を担当
鈴木さんも子ども達にお点前を披露
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