秩父宮記念公園から茅葺屋根の燻蒸作業をリポート

今回のリポーター

今回の舞台は御殿場市。リポーターの末永陽子さんが秩父宮記念公園から昔ながらの茅葺屋根の害虫駆除、燻蒸(くんじょう)作業をリポートします。
秩父宮記念公園は、秩父宮家から御殿場市に別邸を遺贈され、平成15年に開園した市民の憩いの場。
公園のシンボル、茅葺屋根の記念館から、何やら立ち上がる煙。母屋の中では地元ボランティア「東山会」の皆さんが囲炉裏を囲みヒノキの葉や薪を燃やしています。この燻蒸(くんじょう)作業は茅(カヤ)を強くし、害虫駆除の効果があるそうです。
この施設をいつまでも大切に残したいという思いからボランティアの皆さんが行うこの作業、毎週行われていますので、是非皆さんも足を運んでみてはいかがですか?

茅葺屋根から、いつもと様子が違って煙が立ち上っていますが、大丈夫なのでしょうか?
今では目にする機会の無くなった風景が、ここでは今も地元ボランティアの手によって残っています。
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